プログラミングが好きになる言語環境
情報処理学会の会誌、情報処理 2009年10月号にドリトルの兼宗進さん、ビスケットの原田康徳さんと一緒に「プログラミングが好きになる言語環境」という記事を書きました。私は「小学生にプログラミングの楽しさを伝える」という章を担当しています。
ソフトウェアやハードウェアは進歩したが、やっていることはPapertの時代と本質的に変わっていない。それはResnickも肯定している。
筆者は小学校におけるプログラミング教育はプログラマを養成するためではないと考えている。特定の言語や環境に依存するツールの使い方も重要ではない。EtoysやScratchの操作はいずれ忘れ去られるだろう。極論すればどの言語でも一緒である。多少不便かもしれないが、何を使っても面白いものはできる。
この号の特集「未来のコンピュータ好きを育てる」は、このメンバがいつも行っていることです。それぞれにアプローチは異なりますが、子供たちにプログラミングの面白さを知ってもらいたいという点において共通しています。
一部の書店でも販売しているようなので、機会があればぜひお読みください。